ルビーレーザーとピコレーザーの違いは性能にある

一般的に、医療用で使われているレーザーには強い光の力が利用されています。光の力というのは、もともと人間に対して悪い影響をもたらすないことがないものが使われている傾向があります。なせこういった光を使えるのかというと、これは提供されている製品の光の周波数を変更することによって、人体に対して影響をもたらすないように工夫をしているからに他なりません。例えば、カメラにもフラッシュ機能が存在しますが、フラッシュを人間に対して浴びせたとしても変化をもたらすことはないわけです。カメラのフラッシュ機能が利用されたとしても、何の影響も出さずに有効活用できるようにされているのです。しかし、通常で利用されているこのような光の力と異なっているのが、医療用のレーザーです。特に、シミやそばかすなどといった美容に関連するものを排除したいと考えている場合には、美容クリニックに行ってこのようなレーザーを利用しなくてはいけません。そして、そういったレーザーの中でも代表的なものがピコレーザーとルビーレーザーと呼ばれるものです。

ピコレーザーとルビーレーザーには、シミやそばかすの除去に利用されるという点では大きな違いは存在しません。ただ、性能に関してはかなりの違いが存在しますので知っておかなくてはできません。ルビーレーザーというのは、非常に強力で出力を持っているレーザーのことです。そもそも、メラニン色素であるシミやそばかすを除去するためには、レーザーの中に強いエネルギーを含めなくてはいけないのです。このエネルギーは、一般的に熱エネルギーと呼ばれています。ルビーレーザーの中にも強力な熱エネルギーが含まれていて、これはメラニン色素に対して大きな効果を発揮することが可能です。この熱の力によってメラニン色素が焼かれて、結果的に綺麗な形にすることができるようになるわけです。このレーザーの場合は、最もメラニン色素に対して選択性が強いという特徴を持っています。約694nmのレーザーの波長を持っていて、メラニン色素を完全に除去することができるというメリットがあります。このような大きな特徴があるにもかかわらず、周囲の正常な肌にたいしては傷をつけないという利点も存在します。メラニン色素への選択性が強いため、メラニン色素のみに反応して効率的に肌を白く綺麗にしてくれるというメリットが存在するわけです。ただ、上記のようにレーザーというのは熱を利用することになりますので、メラニン色素に対して強力なレーザーを照射するとそれだけ大きな熱を感じることになります。周りの肌に対しての影響を与えない仕様になっていますが、肝心のメラニン色素に対してはかさぶたのようなものができてしまう可能性も否定できないわけです。そこで登場したのが、ピコレーザーと呼ばれるものです。ルビーレーザーがシミやそばかすを消すための標準的なレーザーであるのならば、ピコレーザーはそれをさらに進化させたレーサーということになります。その名前の通り、ピコ秒の中でレーザーを照射することができますので、他のレーザーと比較してとても素早くかつ綺麗に処理をしていくことができるようになるのです。しかも、痛みが小さいというメリットがありますので、ルビーレーザーと比較してもかさぶたを作らないで処理を行っていけるという大きなメリットが存在します。このように、クリニックで提供されている美容レーザーには、同じように見えても種類が異なります。同じようなレーザーに分類される製品であっても、出力や仕組みによってシミやそばかすに対する効果が大きく異なるので、その違いを理解しておくことが大切です。