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ピコレーザーを利用したタトゥー除去の方法と特徴とは?

従来はタトゥーを消去するためにナノレーザーを照射するか、切除手術を行う方法が用いられてきました。ナノレーザーを利用する方法であれば切除する必要がなく、傷跡が残らないというメリットがあります。ナノレーザーは黒い線は綺麗に除去することは可能ですが、他の色の色素は完全に分解することができませんでした。黒以外の色の色素はナノレーザーで完全に除去することができず、薄く残ってしまいます。黒以外の部分は切除手術で除去する必要がありますが、皮膚切除・削皮法・植皮・皮膚移植などを行うので負担が大きいというデメリットがあります。これらに対してピコレーザーを利用すれば、黒以外の色素も分解して綺麗にすることが可能です。
ピコレーザーを利用してタトゥーを除去する方法は、基本的にナノレーザーと同じです。ナノレーザーと違う点はレーザーの照射時間が短いことで、数ピコ秒(1兆分の1)という非常に短い時間だけ照射して色素を分解します。ナノレーザーよりも照射時間が短いので、肌が受けるダメージが少なくて済みます。照射するレーザーのエネルギーが大きいので、ナノレーザーよりも色素の分解能力が高いというメリットがあります。このため従来は難しかった黒以外の色素も分解して除去することが可能で、施術回数が少なくて済むというメリットもあります。施術回数が多いと通院回数が増えて料金が高くなってしまいます。ピコレーザー治療を選択すれば施術回数が少なくて済むので、治療期間を短縮することに加えて費用面の負担を軽くすることができるというメリットもあります。
ピコレーザーを用いたタトゥー除去治療の流れですが、1回あたりの施術時間は約20分程度で2~4週間に1回の頻度で数回に分けて治療を行います。皮膚に傷が付くことが無いので、施術した当日に入浴をしても問題ありません。施術回数はタトゥーの大きさや色(色素)などによって異なりますが、数回程度の施術で綺麗に除去することができます。施術時には麻酔をする必要がありませんが、ナノレーザーと同じように輪ゴムで皮膚をはじいた程度の痛みを感じます。麻酔が不要なので、体への負担が軽いというメリットがあります。
ピコレーザー治療はシミやほくろを除去する目的でも使用されますが、タトゥー除去の場合には出力を高くして何回かに分けて施術を行うことで色素を分解します。照射するレーザーの出力や波長を変えることで、深部に入り込んだ色素を分解することができます。
ピコレーザー治療は健康保険が適用されないので、全額自費負担となります。治療を受けるための費用は、除去する面積と回数によって決まります。例えば、10cm四方の面積(100平方センチ)で1回施術する場合の治療費の目安は約5万円です。完全に除去する場合(5回)であれば、約20万円となります。完全に除去するためには数回に分けて治療を行う必要がありますが、切開をする訳ではないので当日に入浴やシャワーを浴びることができます。
レーザー治療であれば皮膚の表面に傷を付けることはありませんが、治療後に水ぶくれややけどに近い状態になることがあります。レーザーを利用すれば色素の粒子を除去して消すことができますが、場合によっては傷跡が残ることがあります。この理由はタトゥーを入れる時に皮膚に傷が付き、跡が残っていることです。図柄が見える状態であれば皮膚に傷跡が付いても目立つことがありませんが、色素を除去して肌色になることで見えなかった傷が目立つようになる恐れがあります。色素を綺麗に除去することができたとしても、線を描く際に皮膚に出来てしまった皮膚の傷はそのまま残ってしまうことがあります。

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